差額負担の医療を受けるとき

健康保険では保険適用外の療養を受ける場合は、保険の適用になる費用も含めて全額が自己負担となります。ただし、保険適用外の療養を受ける場合であっても、「評価療養」、「選定療養」と認められた療養は保険との併用が認められ、保険が適用される療養の費用は、保険給付の対象となります。患者は自己負担分を自己負担し、残りは「保険外併用療養費」として健康保険組合が負担します。   差額負担表
  ※被扶養者は家族療養費として同様の給付が受けられます。 ※75歳以上の患者は後期高齢者医療制度から保険外併用療養が受けられます。 ※保険外併用療養費の自己負担分は、高額療養費の対象となります。    

○保険適用外の療養(評価療養と選定療養)

【評価療養】
評価療養とは、医学的な価値が定まっていない新しい治療法や新薬など、将来的に保険導入をするか評価される療養のことをいいます。   ・先進医療(高度医療を含む) ・医薬品の治験に係る診療 ・医療機器の治験に係る診療 ・薬価基準収載前の承認医薬品の投与 ・薬価基準に収載されている医薬品の適応外使用 ・保険適用前の承認医療機器の使用 ・保険適用されている医療機器の適応外使用  
【選定療養】
選定療養とは、特別な療養環境など患者が自ら希望して選ぶ療養で、保険導入を前提としない療養のことをいいます。   ・特別の療養環境の提供(差額ベッドへの入院等) ・予約診療 ・時間外診療 ・200床以上の病院の未紹介患者の初診 ・200床以上の病院の再診 ・制限回数を超える医療行為 ・180日を超える入院 ・前歯部の材料差額 ・金属床総義歯 ・小児う蝕の治療後の継続管理